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星降る森のペロリスト

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ついにこの日が!

「近接にも挑戦しよう」と転生に通ったりしているというのは今までも書いておりました通り。

もっとも「近接」と「盾」は必ずしもイコールではなく。でも、一応私の場合は「盾もできるように」というのが目標ではあります。

しかし、転生へ通うこと50回を軽く超えても、盾を務めた経験と言うのはほぼ0。他にもっとうまい方がいらっしゃるなら、そこで張り合う必要はないわけで。
実際に経験しなければ決して上達はしない、と思いつつも、やはり自信などあるはずもなく。

ただ、それが最近になってようやく私も盾を務める機会が出てきました。もちろん、まだまだしっかり敵の攻撃を捌き、がっちり固定できるには程遠いのですが。でも、大きな進歩と言ってもいいとは思います。

そのきっかけというのがですね。夜中2時に開催されている転生にも参加するようになったのですよ。次の日が休みの時はちょっと夜更かししてました。

で、最初は「盾できます?」と聞かれても「まだ無理です」と答えていました。実際そうですから。
ですが、しばらく経ったある日のこと。時間が時間だけにいつも参加者は少なめだったわけですが、この日は特に少なく、かなりギリギリ。そこで言われたのです。

「あなたが盾できないのなら今日は無理だから解散です。」

もちろん躊躇しました。でも、少し考えて決めました。

「やります!」

皆様歴戦の勇士でしたから、例え私が倒れてもおそらくそれで即壊滅にはならないはず。

で、その後ヒールやバフをくださったり、いろいろアドバイスをくださったり。へぼ盾を温かく見守っていただけるようになりました。ありがたや…ありがたや…。

ミノタウロスに関しましては比較的攻撃がわかりやすい敵。私の腕でも大体の攻撃はガードできます。(全部とは言ってない…)
しかし、盾の役目というのは防御だけすればいいというわけではなく、敵を引き付けるというのが最も重要。そのための手段はいくつかあるわけですが、一番代表的で効果が高いのがより多くのダメージを与えること。
しかし、通常攻撃とわずかな攻撃技では、いわゆる火力職の方々のダメージ量には遠く及ばず。

そこで先輩からのアドバイス。

「攻撃はあまりしなくていい。とにかく反射を狙え!」

詳しい説明は不要かと思いますが、MoEには敵の攻撃を跳ね返して、自分が受けるはずのダメージをそのまま相手に返すという技や魔法がいくつか存在します。
レイドボスともなれば、当然攻撃力が高く、それを跳ね返せるなら大きなダメージ源になるとのこと。

それを踏まえて、通常攻撃は少し挟む程度で、ひたすら反射技を合わせることを心がけて戦いました。そして、戦いの末どうと倒れるミノタウロス。

やった~!お疲れ様でした!…え?ルート?

ふわぁぁぁ~っ!え?私がルート取った?!ミノタウロスの?!

いや、まさか私がレイドボスのルートを取る日が来るとは思っていませんでした。ヒーラーかソバ(=ソーンバインドホステージ)打ちなどの援護がメインで、攻撃に回ることがまずありませんでしたので。

本当に先輩方のおかげです!まだまだ未熟な盾ではございますが、これからもがんばる~!
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